年金について若者の誤解
昨日は今年最後の忘年会、大いに盛り上がって楽しく過ごしました。
同年輩の知人が、先日若い人から、こんなことを言われたと憤慨しておりました。 「今の年寄りは、若いもんが養っている」
若い人たちから養ってもらっている、と思っているシニアはおりますまい。 私も現役時代、同様な経験があります。
以下は、私よりはるかに若い複数の人から、聞かれたことをまとめたものです。
「年金って税金がかかるんですか?」
「モチロン、所得税はがっちり取られているよ」
「それって、税金で税金を払っているようなものじゃないですか」
「????」
「〇〇さんは、もう年金を受けているんでしょ?」
「受け取っていますよ。私の年代は60歳支給開始だったからね」
「会社から給料はもらっているんでしょ? それって二重取りじゃないですか? 凄い金額になるでしょう」
「何だとぅ! オイ、ちょっと待て!そこに座れ。よーく聞けよ」
「いいか、年金は過去数十年にわたって、給料から自動的かつ強制的に天引きされていた厚生年金保険料の、正当な払い戻しだ。君たちだって、現在払わされているだろう」
「給料はこの会社で、現役管理職として働く正当な報酬だ。金額が妥当かどうか、凄い金額かどうかは別として・・・」
「現在受けている年金が、若い人たちから支払ってもらっているなんて、とんでもないことだ。誤解するなよ」
「年金制度が出来たときに、支給するべき原資が無かったのだから、掛け金から支給するのは致し方なかったかもしれない。しかし、それは運用の方法のことであって、現に支給を受けている我々の知ったことではない。 制度開始時の行政の問題だ」
「日本の高度経済成長を支え、豊かな日本を作り上げてきたシニアが、自分たちが積み立ててきた原資を、正当に払い戻してもらっているのさ。何が悪い」
「でも、新聞によると、今の年金制度はその内破綻するかもしれないそうですね。我々は年金保険料を払い損するんじゃないですか?」
「それは俺は知らない。それを許さないようにするのは、君たち若い人の務めだろう。」
「それにしても、年金制度について君たち若い人が、これほど無理解なのは行政の怠慢だし、いたずらに不安をあおるマスコミにも、責任があると思う。ましてや、国民年金保険料の不払い問題などは、行政の怠慢以外の何物でもないよ」
「現在俺の厚生年金は、一部減額されているよ。65歳を過ぎたら、働いていくら収入があっても、減額は無いと理解してきた。国家に裏切られた気持ちだ。改定された制度は、年金の支給を受けるようになったら働くな、と言っているようなものさ」
周りはいつの間にか、沢山の人が集まっていました。
皆さんはどう思われますか?
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