2017年11月 9日 (木)

共稼ぎの子育ては大変だァ

Photo都内品川の高層マンションに住む娘夫婦は共稼ぎ。
ダンナは大手都市銀行の銀行マン、顧客担当とかで休日出勤も多々ある。
娘は都立病院の看護師で、専門は脳神経外科。
夜勤や準夜勤が月に5~6回。まさしく激務。
どちらも比較的高給取りだが、時にはどちらも不在の時がある。

子供(つまり私の孫)は、小6の男の子と小2の女の子。Photo_2
まだまだ親又はバァバの手が必要で、その都度女房殿は亭主をおっぽり出して、世話しに出かける。
「頼られる内がハナなのよ」とはいうが、おっぽり出される方の身にもなってみろ。
マァ尻の重圧から束の間のがれられて、ホッとせぬでもないが。
それとお互い健康だから出来る事だが。
Photo_3
頼れる親が近くにいる家庭は良いが、そうで無いところはどうしているんだろう。
お上は女性の社会進出推進云々と言うが、待機児童問題をはじめ、日本の子育て環境はどうなっているんだろう。

写真は本文に関係ありません。
*ジャカルタで求めた油絵。インドネシア宮廷舞踊の踊り子。
*インドネシアのローカルフード。定番のナシゴレンとチャプチャイ。
*インドネシア・バリックパパン市のホテルレディ・レーニーさん。

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2017年11月 2日 (木)

エッセイ 「コスモスと飛行船」

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通っている文章教室で、先月発表した作品です。
お題は季節の花コスモス。意外ですがコスモスって英語なんですね。
NHK-TVのニュース特集として、全国放送されました。
本文には出てきませんが、ヒューバー氏は大の日本ファンです。Photo

  *****「コスモスと飛行船」*****

 なぜか飛行船にはコスモスが良く似合う。
 最後の勤め先であった日本飛行船は、メインベースを埼玉県桶川市のホンダエアポートにおいていたが、荒川河川敷の飛行場にはコスモスが群生していた。
季節に満開するコスモスは、飛行船の離陸を見送るようだった。

 その飛行船がカラスに突かれる。すると外皮に小さな穴が開いて、ヘリウムガスが抜け出す。
すぐに危険になるというものではないが、大量になると浮力の低下になるし、補充するヘリウムガスは非常に高い。
月額数十万円の損失になる。

Nhktv 何とかせにゃならんとなって調べ始めたが、カラスに知り合いはいないし、これには参った。
 なぜコスモスの季節なのかもわからない。
飛行船の背中にカラスのエサがあるとも思えないし、おそらく好奇心だろう。

 散々調べて、どうもカラスは黄色の縞模様を嫌うらしい、という情報をある大学の研究室から聞き込んだ。ゴミ袋を黄色にすると、カラスが食い荒らすのを防げるそうだ。
 それやこれやで、飛行船の背中に黄色と紺のストライプを入れることにした。
どれほど効果があるかは、やって見ないと判らない。
ただ重量増加は極力避けたい。塗料ではなく、ごく薄いフィルムにすると、軽く仕上がることも判ってきた。

 こうしてまとめあげたプランを引っ提げて、ドイツに出張した。
ドイツ南部でスイスとの国境に近いフリードリッヒスファーヘンは、飛行船の生まれ故郷でツエッペリン有限会社がある。
 非常に美しい街で、ここにもコスモスがたくさん咲いていた。ドイツのコスモスは、日本のものより花がやや大ぶりのようだ。

22012 ツエッペリン社の技術者といろいろ協議したが、こちらではカラス被害は無いという。
まとめたプランを実現すべく、訪ねたのがエアボーン・グラフィックス社で、社長のジョセフ・ヒューバー氏とは旧知の間柄で飲み友達だ。
 彼は飛行船や船のイクステリアは沢山手がけたが、カラス対策は初めてだと驚いていた。

 日本の鹿児島格納庫で作業にかかったが、NHKーTVが取材に来た。
ここにもコスモスがたくさん咲いていて、飛行船との組み合わせはやはり絵になる。
ヒューバーさんと打合せの場面など「飛行船の天敵対策」として、2008年3月8日夕方のニュース特集として全国放送された。
 私のただ一度のテレビ出演である。
                                            (了)

課題‐1 コスモス(季節の花)1040字  2017.10.17 

写真は;-
・飛行中と離陸中のツエッペリンNT飛行船
・ジョセフ・ヒュ-バー氏・テレビニュースの一画面
・ドイツのオフィスでヒューバー氏、背後の絵とお守りにご注目
 (私のお魚の絵がドイツで飾られています)

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2017年10月25日 (水)

あひる飛びなさい

Photo
昨日(10/24)文化勲章と文化功労章受賞者の発表がありました。
日本最高勲章である文化勲章に、藤嶋昭(東大名誉教授・光工学・電気化学)氏など5人、文化功労者に中村吉衛門(歌舞伎俳優)氏など15人です。
長年の功績が認められたものと、お祝い申し上げます。

だいぶ以前ですが、私は文化勲章受賞作家・阿川弘之氏にお目にかかったことがあります。
同氏は「山本五十六」など、格調高く気品ある純文学作品が多いのですが、「あひる飛びなさい」は同氏には珍しく、ユーモアあふれた新聞連載小説でありました。

氏は知る人ぞ知るヒコーキキチガイで、その知識はハンパじゃありません。
そして遊びも一流で、私の師・故小松錬平氏(元朝日新聞論説委員)とはマージャン友達で飲み友達です。
私が「あひる飛びなさい」についてのエッセイを書いたら、小松先生は阿川氏に見せてくれて、ある会合で私を紹介してくれました。
その時の阿川氏の第一声が;-
「もっと若い人かと思った。あれは若い人の文章ですよ」
同氏のお嬢さん阿川佐和子氏が、作家として活躍されているのは、ご存知の通りです。

小松先生によると、阿川氏は謹厳実直で、かなり気難しい人であったらしい。
あだ名が瞬間湯沸かし器。
すぐ怒るからで、編集者などは苦労したらしい。
ジャン風も性格そのものだったとか。
ちなみに阿川弘之は本名だそうです。

Ys112
「あひる飛びなさい」は、ある航空工学の権威と無学な労働者の、奇妙な友情を軸に展開する、まことに愉快で楽しい、実に面白い小説です。そして読後感が実に爽やか。
豊富な飛行機の知識と、暖かい人柄が滲んでいるようです。
文中のYK-20はYS-11(国産初のターボプロップ旅客機)で,
新日空は全日空、富士バスは、はとバスがモデルでしょう。

ネットで検索すると、この本のコメントは沢山出てきます。
写真は西武線航空公園駅前のYS-11です。

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2017年10月19日 (木)

長~いくちばし・・・第93作さより

93こういう長い魚は、画面の構成が難しいのです。
ラフスケッチするまで、構図を考えてああでもない、こうでもな931
い。背景は海中のイメージではなく”オレの絵”風にしました。

受け口で下あごは長く伸び、先端は鮮紅色ですが、鮮度が落ちると急速に消えます。この長いくちばしは、何のためにあるのか良く判りません。
早春から初夏にかけてが旬で、本州以南の太平洋岸で獲れます。

7淡白な白身ですが、濃い旨みがあり刺身や酢締め、椀だねなどに使われてきわめて美味です。
開いて一夜干しにしたものは、あぶって日本酒にピッタリ。931_2
ただ漁獲量が少なく高価で、輸入もされているそうです。

写真はどうにか決まったラフスケッチと彩色ステップ(1)、実物写真はネットから借用しました。
完成品は例によってアルバムにアップしてあります。
よろしかったら、どうぞお立寄り下さい。
http://rusmina-2.cocolog-nifty.com/photos/pcsuisai/93.html

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2017年10月13日 (金)

日記のようなもの・・・ほや

その1 ほや

Photo
ホヤと言う食べ物をご存知でしょうか。
海底の岩などに着生する原索動物で、貝の様なタコの様な。
独特Photo_2の磯の香りのする強烈な個性の食い物で、酢の物にしたり、新鮮なものは刺身にもします。
宮城県や三陸地方の特産で、養殖もされています。
女房が亭主をほっぽり出して、孫や妹と女だけで温泉旅行。
そのお土産が乾燥海鞘(ほや)、これが実に美味。
キャラメル位の小箱で、350円くらいとか。
それほどクセが強くなく、日本酒にピッタリ。
酒は菊正宗の樽酒にしました。

その2 金精峠

何故か行ってみたくて、女房殿をほっぽり出して、久方ぶりのソロのロングドライブ。
奥日光から群馬県沼田へ抜ける国道の峠なのですが、標高は1500m近くあります。
どこにも寄らず、ただ走るだけ。
紅葉にはちよっと早かったが、戦場ヶ原から峠にかけては、始まった紅葉が美しかった。
我が家から東北道で日光へ、金精峠を越えて沼田から関越道で帰りました。約350㎞。

その3 歴史講座

Photo_3通っている歴史講座・戦国史最前線は、10月から新シリーズで「戦国を生きた女たち」。
その第1回は女城主で、NHK大河ドラマの直虎の詳説。
歴史資料には女性の記述が少なく、研究者泣かせだそうです。
それにしても、やはりNHKに忖度してるのかな。
この講座はJR東日本とNHKの共同企画です。

写真のホヤ実物は仙台「杜の水族館」で見られます。

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2017年10月 2日 (月)

南国土佐を後にして

Photo
土曜日(9月30日)の「ぶらタモリ」(NHK-TV19:30~)は、南国土佐の高知市を訪れました。
何度か仕事で行きましたが、印象に残るのは同僚Oの結婚式で訪れた時です。
何かと豪快な土地柄ですが、会社のえらいさんと言うことで、イヤよく飲まされた―。

Photo_2Oは直接の部下ではありませんでしたが、ヨット仲間で私のフネのロスミナ-Ⅱで、よく一緒しました。
童顔で人柄が良く、女にモテる好青年です。
「結婚します。見合い+恋愛÷2デス」と言うので「勝手にさらせ―」とどやしました。

そのOは新婚で沖縄赴任中、ヘリコプター事故で亡くなりました。
彼の赴任中仕事で那覇を訪れ、彼に連れてゆかれたのが、国際通りのスナックSです。
以来沖縄を訪ねると、今でも必ず立寄ります。
毎年年賀状を交換していますが、ママさんは凄い達筆。

この春にっぽん丸クルーズのツアーで那覇を訪れ、再会しました。
当然Oの話になり、ママはそっと涙をぬぐっておりました。
勧められたカラオケで唄ったのが ♪南国土佐を後にして・・・♪

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2017年9月29日 (金)

特別講座「関ヶ原」最終回

PhotoJR東日本「大人の休日倶楽部」とNHK文化センターの共同企画「戦国史最前線」の特別講座「関ヶ原」(全4回)の最終回が、昨日(9月28日)都内青山のNHK文化センターの教室でありました。

講師は防衛大の井上泰至教授で「司馬遼太郎の描く関ヶ原」です。時間は90分。
珍しくテキストは司馬遼太郎の略歴1枚のみ。

産経新聞記者であった司馬遼太郎は小説「関ヶ原」の執筆にあたって、実に丹念に取材していた事がうかがえるそうです。
関ヶ原戦史の原型は、江戸時代藤堂高虎を祖とする、藤堂家によって作られたので、徳川家に都合の良いものに偏っているのは、ある程度やむを得ない。
この他戦国時代史をまとめていたのは、黒田長政の黒田家。
江戸末期には街の作家が脚色して、読み物として発行されたといいます。

注目すべきは、これら各地に分散した文献を収録して、日本戦国史にまとめたのは、旧日本軍部だったそうです。
司馬遼太郎も終戦までは陸軍軍人でした。
司馬遼太郎の小説「関ヶ原」は、研究者の目で見ても、史実に忠実で作者の発想を加えたものと言えるでしょう。

大垣城にこもる西軍(石田三成軍)とそれを囲む徳川軍(東軍)が、一夜で関ヶ原(大垣西方20㎞)に移動したのですから、大砲を運ぶのはとても無理です。
映画で東軍が大砲を並べてぶっ放しているのは、脚本の走り過ぎでしょう。

10月からは戦国史最前線の新シリーズ「戦国の女たち」が始まります。
豊臣秀吉の正室寧々をはじめ、歴史上の女性が登場するでしょう。

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2017年9月25日 (月)

レベルの低い優勝だなー

Photo_2昨日千秋楽の大相撲秋場所、休場者続出でどうなる事やらと思ったが、若手の活躍とスー女のお蔭で連日満員御礼だった。

終わってみれば一人横綱の日馬富士が、責任を果たしたとマスコミは讃えてはいるが、11勝は横綱としては最低の成績。
ダメ大関の豪栄道に至っては、優勝に絡んだだけでも狂い咲きだ。
ましてや準優勝で来場所綱取り?冗談じゃない。
怪我するから無理せず、大関ビジネスに徹することだ。
ひと場所おきに勝ち越せば、地位は安泰で高給が保障される。
計算高い大阪人の豪栄道なら、とっくにご存知だろうが。
まぁ皮肉を言えば、今場所を面白くしたのは事実だが。

今朝の朝日新聞によれば、入場券も懸賞にも陰りが見えているそうだ。
わーっと騒がれて、すーっと冷めるのは、アイドル歌手だけじゃない。
テレビによれば、巡業のスケジュールが凄い。力士は休養のヒマもない。
出し物の欠場がこれだけあるなら、入場券の割引など、相撲協会は金儲けだけでなく少しは考えないと、入場者に失礼だ。

11勝での優勝は、過去2回しかないそうだ。それにしてもレベルの低い優勝だなー。
写真は大関高安の写真入りクッキー。これも金儲け。

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2017年9月22日 (金)

宴の魚・・・第92作さわら

92_2関西特に岡山県で珍重される魚で、改まった席では必ず登場します。
さわらは魚に春で鰆と書きますが、優しい字とは裏腹に大型の肉食魚で、大きいものは1mに達します。
普通お魚は頭に近い方が美味ですが、このお魚は尾に近い方が美味しいそうです。
瀬戸内海が産地でしたが、今は本州以南のどこでも獲れ、高級魚からお惣菜魚になりました。6

水族館にはなかなかいなくて、以前大阪海遊館で見つけましたが、動きが早く写真が撮れません。
922写真は完成したスケッチ(下書き)と制作途中、実物写真はネットから借用しました。
完成品は例によってアルバムにアップしてあります。
よろしかったら、どうぞお立寄り下さい。

http://rusmina-2.cocolog-nifty.com/photos/pcsuisai/92.html

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2017年9月18日 (月)

空の日記念講演会

Bk117d2
9月12日(木)定例の空の日記念講演会が、都内新橋の航空会館で開かれました。
社会人を対象した、やや専門的な講演会で18時20分の開演です。
空の日は9月20日ですが、海の日山の日が祝日なので、空の日も祝日であって欲しいですね。

私は日本唯一のヘリコプター専門誌「ヘリコプター・ジャパン」に、連載記事「ヘリコプター・エッセイ」を執筆していて、もう70回になります。
こういう最新技術にも接していないと、毎回ネタ探しが大変です。
*

講演 1「BK117D-2ヘリコプターの紹介」

Bk117d22BK117は川崎重工とドイツ・MBB(メッサーシュミット・ベルコウ・ブローム)社が共同開発した、高性能中型ヘリコプターで、世界中でロングセラーを続けており、D-2はその最新型です。
大変興味深く聴講しましたが、ある程度の知識のある人でないと、専門用語の解説などはありません。
アヴィオニクス(Avionics=Aviation+Electronics=航空用搭載通信機器)は常識と思っていましたが、造語だそうです。
*

講演 2「HAKUTOの挑戦とその先の展望」

2017ネット大手のグーグルが提唱する、グーグル・ルナ・Xプライズプロジェクトは、民間ベースで月面探査を推進するもので、賞金総額は30億円!
世界中から参加チームがあり、厳重な審査に残ったのが16チーム。近年中間発表があり、日本のHAKUTOチームは、その上位5チームに入っているそうです。
月面の資源探査が目的の一つで、国家ベースのロケットを使用した場合は、賞金は減額されます。
壮大な宇宙の夢は、もう商業ベースなのですね。

写真は講演会の案内とBK117D-2ヘリコプター。
昨年の国際航空宇宙展で私が撮影したもので、飛行中の写真は川崎重工HPより借用しました。

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